
「いのちを語る」
2026.8.26 wed.
於 番町藝術研究所
いのちを語る 第二回「恋はLOVEか?」
講師:高橋睦郎
高橋睦郎氏による連続講演会「いのちを語る」の第二回「恋はLOVEか?」を開催いたしました。
全三十六回にわたる講演会の総タイトルが
「いのちを語る」に決定いたしました。
前回の「墓」も、今回の「恋」も、命に関わるテーマであり、
これからの講演もさまざまな角度から命を見つめていきます。
今回は「恋」と「愛」をテーマに、言葉の成り立ちや文化的背景をひもときながら、日本の詩歌や物語に受け継がれてきた恋の表現についてお話しいただきました。
『万葉集』や『源氏物語』をはじめとする文学作品を通して、人が誰かを思うことと、命とのつながりを考えるひとときとなりました。
次回は2026年10月28日に開催予定です。
【プロフィール】
高橋 睦郎 たかはし むつお
一九三七年、日中戦争勃発の年に北九州八幡で生まれ、幼年時代を戦中の直方、八女で送り、少年時代を戦後の門司で生きる。新制中学一年で出会った呉茂一訳『ギリシア・ラテン詩集』で詩に目覚め、「毎日中学生新聞」の詩・短歌・俳句・作文欄に投稿。五九年、福岡教育大学四年の春、㐧一詩集『ミノ・あたしの雄牛』出版。結核発病で二年遅れた大学卒業の六二年、上京して広告プロダクションに籍を置きつつ、学芸の諸先輩に学ぶ。
それまでの自由詩、定型詩に加え、新作能、新作狂言、新作浄瑠璃、オペラ台本、・・・・日本語詩歌のあらゆる可能性に挑戦すると共に、古今東西の文芸・芸能の読みなおしを続ける。
国内外での自作誌読、シンポジウムにも力を入れる。詩集三十冊、歌集十冊、句集十冊のほか、小説、評論、随筆等、著書多数。英国、米国、アイルランド、フランス、デンマーク、中国、韓国で翻訳出版。日本芸術院会員、文化勲章受章。
二〇二六年、アメリカ賞、スウェーデン・チカダ賞受賞。
なお、詩という謎への模索は続く。